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徒然の思い                                                                              

1.Yajirobe(ヤジロベー)の由来
2.ニューサイクリングの思い出
3.事故
4.ランドナーとスポルティフ
5。

1.Yajirobe(ヤジロベー)の由来

 実は私、指圧・マッサージを生業(なりわい)としているんです。人の身体を前にすると、つい身体のバランスはどうなっているんだろう?って思うんですね。身体の安定性が出てくると、肩こりや腰痛などが結構改善していくようです。
 バランスって言えば、やっぱりシーソーとかヤジロベーを思い浮かべると思います。英語でも「Balance Toy」って言うんですね。さらに業界紙にヤジロベーというペンネームで随筆などを投稿していた方がいて、その方の文章が結構好きだったせいで、頭に焼き付いていたのも理由の一つかもしれません。
                        この「ぶらりトンボ」も一種のヤジロベーですね。 

 話はガラッと変わって自転車の話。
昔、大阪の「トモダ」というショップ(今もあります)で、ヤジロベーという部品を販売していました。これはバッテリーライトを固定するバンドを取り付けるためのもので、私も結構重宝しました。残念ながら、いつの間にかどこかへ行ってしまいました・・・。
 このヤジロベーを販売していた「トモダ」からは「World Parts」というサイクルパーツの立派なカタログが出ていて、値がはった(4,000円くらい?)のですが購入して、穴の開くほど眺めていました。

 
トモダ発行「ワールドパーツ」(左写真の左側:1993年版、右側:1982年版)

 それに自転車自身もバランスが命です。左右へのアンバランスを前に走行することで、安定性を確保している、自転車が走ること、曲がることなどの原理を考えると、自分の仕事にとっても役に立つんです。コリオリの力、歳差運動、重力、抵抗力、等々。ホイールのハブ軸部分を持って、それを回転させたときと回転させないときの、その動かしやすさの違いを見れば車輪が回転していることがいかに大きな力を持っているか良く判ります。それだけでも知的好奇心がムラムラと涌いてきます。

 まぁ、理由っていうのは後付で、自分の頭の中では、バランス=ヤジロベーなんです。(2008.5.25)

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2.ニューサイクリングの思い出

 学生時代にサイクリングクラブに入って自転車に目覚めたころ、先輩たちが好んで読んでいた雑誌が「ニューサイクリング」でした。当時、別に「サイクルスポーツ」という雑誌もあって、この2誌を大いに参考にしながら、自転車生活を送っていました。「サイクルスポーツ」はどちらかというと、初心者向けで(これは自分の感覚です、あくまでも!!)、「ニューサイクリング(略してニューサイ)」は玄人受けする雑誌でした。特に編集長の今井彬彦氏のツーリングエッセイは珠玉の作品でした。今でも覚えている記事では、大入川渓谷の巨大なゲートをやり過ごした顛末、延々と続く温見峠への道の光景、など大いに旅心を刺激してくれたものです。毎号書かれた様々な記事を楽しみに、発売日には本屋に走ったものでした。千尋、千束というお二人のお子さん方も編集に参加しておりました。
 ニューサイのイベントなどには一度も参加したことはありませんでしたが、一度だけエスカ(東日本学生サイクリング連盟)の総会(?)で、今井編集長のお話を聞いたことがありました。何故イベントに参加しなかったのか?今ではそれを大変後悔しています。
 また、私がもっとも衝撃を受けた記事が「帰ってきたサイクリスト」です。これは今から40年近く前、あの夜叉神峠を冬季に自転車で走破した記録で、作者の高橋裕晴氏の文章を何度読み返したことでしょう。こんな馬鹿なことをよくやるな!!怖くないんだろうか?その後も高橋氏の文章はニューサイの紙面を飾り、「俺とは違う人種だ」と思い込むような場所に輪跡を残してきました。記事を読むたびに「なんでこんなことが出来るのか」、と思いながらも「よーし、おれも」といった気分にもなったものでした。

 一方、自転車そのものにも大きなインパクトがありました。ルネエルス、アレックスサンジェ、チネリ、エディーメルクス、デローザなどといった海外の涎の出そうな自転車が紹介され、カンパニョロ、TA、ストロングライト、などといった部品メーカーも目の玉が飛び出るほどの値段に驚愕しながらも、そのフォルムのすばらしさに感激したものでした。お金がなかったので、それらを買うことは全くありませんでしたが・・・。

 平成19年、一年間だけニューサイを購読しました。手元にあるのが290号ですから、なんと20年以上ぶりに見たニューサイからは、残念ながら当時の感動と同じものを感じることは出来ませんでした。ただ以前もファンだった小上馬正和、綿貫益弘氏の記事が掲載されていて、「まだ頑張っていたんだぁ」と素直に驚かされました。また長谷川さんのお店などの情報はとっても面白く読むことが出来ました。
 それでも800円を出して読むほどのこともないと、一年で購読は中止しました。時々行きつけのショップで、気に入った内容の号だけを入手することにしています。(2008.6.9)

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3.事故

 自転車での事故は結構多い。最近の自転車は性能がいいせいか、40キロくらいは平気に出る。車のわんさかいる道路では、事故が起きても仕方がない気もする。

 またまた昔の話。昭和50年、気のあった仲間四人と夜叉神と丸山林道を一日でやろう、という計画が持ち上がり、6月の下旬に決行した。当時は夜行列車が頻繁にあったので、明け方4時頃に韮崎に着く電車で出発した。

 取り付き以外はほとんどすべて地道、芦安を出てすぐに地道になった曲がりくねった道を、一踏み一踏みペダルを踏んでいった。夜叉神荘の食堂で、カレーを食べていたら、NHKの連続テレビ小説に、高校生の大竹しのぶが出ていたのを今でもはっきり覚えている。1キロに及ぶ真っ暗な夜叉神隧道をホウホウのていでやり過ごした後の絶景(「帰ってきたサイクリスト」の高橋氏が厳冬のころ走ったのは、ここか???)。息をのむ!広河原までのゆるい勾配を、32×24Tでくるくる廻しながら進んで行った。
 左の谷底数百m下には野呂川が流れ、対岸にはやはりこちらと同じような道がうねうねと続いていた。あそこを走るのか。広河原で方向を180度変えた道は、真っ暗な隧道、それも路面はガタガタで、単一3本のライトでは分からないのをいいことに一気に通過した。

 調整不足のせいか、あるところでチェーンが外れた。後カンティの振り分けワイヤーをはずし、チェーンを直した後、ワイヤーをかけ忘れたのに気づかなかった。そのままサドルにうちまたがって最初のカーブ。後ブレーキに全く抵抗がない!!考える暇もなく崖からまっさかさまに落下してしまった。一瞬のデキゴトだった。崖下は当然野呂川まで落ち込んでいる。百m以上はあるだろう。
 幸か不幸か(もちろん幸だけど)、途中に大きな岩があり、ザーッと落ちていった身体と自転車はそこで止まった。すぐに後を走っていたNさんが崖から顔を突き出し、「オイ、大丈夫か???」と大きな声をかけてくれて、ハタと我に戻った。「エエ、なんとか」と言ったか言わなかったか。するとNさんは、カメラでカシャッ。あまりのデキゴトだったせいか、感情が飛んでしまい、それ以後も結構平気でサイクリングを続けたが、家に帰ってからのほうが恐怖を感じたものだ。もちろん家人にはこのことは一切話さなかった。

 その後も仲間のパンク、突然の雨、などで、丸山林道の上りの途中でNさんを除く三人が戦意消失。早川と名を変えた野呂川を、一路波高島にハンドルを向けた。

 それから5年後、職場の仲間三人で、今度は奈良田に一泊し、万全の体制で丸山林道をやっつけた。そのときの丸山林道ときたら・・・。地元奈良田のおばちゃん連中が「かいてないよ」と盛んに言うが、何いってるんだかわからない。「あっ、そうですか」なんて聞き流していたら、1時間もしないうちに全てが分かった。「かいてない」とは(土砂を)かいていないことだったんだ。土砂崩れが何箇所もあり、そのたびに押したり担いだりが続いた。

 夜叉神峠は現在では、一般の通行が困難らしいが、もう一度行きたいところベスト1であることは言うまでもない。(2009.4.30)

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4.ランドナーとスポルティフ

 平成20年1月ににトーエイが手元に来ました。オーダーしたサイクルショップ「フルヤ」は、ニューサイクリング等でこんなメッセージを発信しています。「横浜の穴場、トーエイのスポルティフが得意です」。私の家から自転車でいける距離で、トーエイをオーダー出来るのを知り、一躍お店に行きました。お店が近いことは後のメンテなどを考えてもとっても大事なことだと思います。

 さて、そこで私の考えている自転車のことを話すと、「それじゃぁ、トーエイスポルティフですね」とおっしゃりました。私自身は昔、自分が乗っていたいわゆるランドナーをイメージしていたんで、「フーン」と思ったものでした。

 この車種の名前はフランスの影響を大きく受けていて、若かった我々は、ランドナーは旅行車、峠用といったイメージ、スポルティフは快走車、平坦な道をスピードを出して、といったイメージがありました。昔書いたメモに「今度作る自転車はスポルティフ」なんて書いたのがありました。でも自分的には、ランドナーはギヤ比が低くてタイヤが太い、スポルティフはギヤ比が高くてタイヤが細い。と単純に区分けしていますが、44×26T 、700×25Cは、どっちなんでしょうねぇ。(2009.10.20)

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